新規ドメインより古いドメインの方がSEO効果は有利もペナルティに注意
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ウェブサイトを作るとき、古いドメインを買ってきた方がいいのでしょうか?と聞かれることがあります。
Webマーケティング上、どちらが有利なのか気になりますね!
結論を言うと、新しく取得したドメインより古いドメインの方がSEOに有利です。グーグルは、「エイジングフィルター」があるようで、新規ドメインでウェブサイトを作っても3ヶ月くらいの間は上位表示されません。ドメインが古いほど、SEO上の1要素として加算されるとお考えください。
●グーグルアナリティクスで見たあるサイトが表示されるまで
当社が運営しているサイトの一つ。オープンして三ヶ月ほどのアクセスは微々たるもの。3ヶ月以上経過してようやく検索に引っかかるように。
古いドメインを購入してサイトを作るべき?
では、古いサイトに新しいサイトが勝てないのでしょうか?そうとも限りません。現在の検索順位が永遠に保証されるわけではない。
一定期間を経過したウェブサイトが、信頼できるかどうかは、更新頻度・バックリンク・サイトのユーザビリティ・テキストの量と質など様々な要素から評価されます。
たとえ、ドメインやサイトが古くてもほとんど更新されていない・コンテンツの内容が薄い・ユーザビリティが悪い場合、検索エンジンの評価は低いのです。
中古ドメインの購入とペナルティ
中古ドメインは、ペナルティを受けている可能性があることに注意。いくらWebマーケティングやSEOに力を入れて施策を行ってもペナルティを受けていれば検索順位の上昇は望めません。
ちなみに中古ドメインの価格はピンキリ。オールドドメイン販売サイトで見るとページランク9で2009年に取得されたものが27万円で販売。本当にページランク9と思ってしまいます。
●ヤフージャパンのページランクは8「2014年9月23日」
安いドメインは1万円以下でも買えますし、被リンク・CNNやFacebookからのリンク数など宣伝文句を読むとつい心が揺らぐかも。
しかし、「グーグルは、新しいドメイン所有者に変わるとバックリンクをリセットする」。考えてみても旧サイトがページランク5の料理サイトで新サイトが全く違うサイトだったら引き継がれる方がおかしいですよね。事業譲渡でドメインの所有者が変わるのとドメイン売買でサイトを作り直すのとは意味が違います。
中古ドメインを販売しているサイトを一つご紹介しておきます。
SEOにおいて、他のサイトからリンクを受ける事は重要な順位決定要因ですので、新規のドメインを使用するよりも、SEOの面で優位であると考えられます。そう言った事情から、中古ドメインはSEO用のサテライトサイトの構築や、アフィリエイトサイトの構築によく利用されています。
新規ドメインでもコンテンツ次第で上位表示可能
確かに、単純な比較では中古ドメインが有利です。しかし、自分のビジネスに合ったドメインを新規に取得してウェブサイトを制作する方がペナルティの心配もなく安心してスタートが可能。
SEOの本質を理解して、コツコツとコンテンツを作成していくこと。ユーザーに好かれる内容を作り上げることが安定したビジネスモデルを作る道。
外部要因と内部要因の主な項目:SEO診断の主な評価内容
中古ドメインのチェック方法
あまり、中古ドメインの売買はおすすめしません。しかし、中古ドメインが必要な場合もあります。
それは、ドメイン名がほしいとき。Webマーケティングはネーミングが重要です。そのため気に入ったドメインがすでに取得されているもののオールドドメインとして売りに出ていればいかがでしょう。
価格とペナルティの有無次第で購入を検討してもいいかもしれません。
その際のチェック方法をいくつかご紹介しておきます。SEO診断の一つとして活用しましょう。
site:ドメイン名
中古ドメインを「site:ドメイン名」でGoogle上で検索してみてください。
例:site:centercircle.co.jp
コンテンツがあるのに、検索結果に表示されない場合は、ペナルティの兆候。
ドメイン名で検索して評判を見る
単純にドメイン名(.comなどを省いた形も)で検索。過去にこのドメインでスパム行為を行っていた場合に悪いコンテンツやサイトが出てくるかもしれません。
以前の所有者で検索
持ち主の会社名や代表者名がわかれば、検索をしてみましょう。どのようなビジネスを過去に行ってきたかで評判の一環を知ることができます。
ドメインエイジを調べる
以下のサイトでドメインエイジを調べることができます。もし、様々な調査の結果、プロフィールがそれぞれ違っていれば怪しい。
webマーケティングは、インターネット上の評判を大切にしてください。そう簡単に悪い評価を消去できません。
あなたがページランクや被リンクを引き継ぐことよりも、ドメイン・ネームに魅力を感じているのならば古いドメインを購入することもあると思います。ところが、以前の持ち主がスパム行為を行っていれば、引き継いだ方がリンク否認を行わなければいけないかもしれません。