ヴェニスアップデート対策:検索順位が地域によって変化する

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検索順位は誰がどこから行っても同じ・・・ではありません。検索する人の状況によって異なります。

そして。2014年12月24日に、グーグルが日本で行ったのがヴェニスアップデート。ローカル検索を重視したアルゴリズム変更。ウェブマーケティングを行う方には重要な情報。

ヴェニスアップデートは、ローカル検索のアルゴリズム

ユーザーの位置情報をグーグルが把握して、現在地にある施設、サービスなどを検索結果に表示。

ヴェニスアップデート

普通に、カレー、居酒屋、パン屋などのキーワードで検索すると、検索結果に、ユーザーの現在地情報を元に、周辺情報を中心とした検索結果が表示されます。ただし、全てのキーワードが対応しているのではなく、地域依存性の高いワードが該当。

地域依存性の高い一般キーワード(弁護士、病院、宅配弁当、水族館、レストラン、カフェ、バー、映画館、クリーニングなど)で検索した時に、ウェブ検索結果をユーザーの検索場所に基づいてローカライズするアルゴリズムの変更だ。SEMリサーチ

検索ユーザーは、現在地近くのお店を探すのに便利。そして、地方の中小店舗にとってもビジネス向上に繋がる可能性がありますね。

グーグルは現在地の取得を下記のような形で行っています。現在地取得方法の変更。

    • IP アドレス
    • ロケーション履歴(有効になっている場合)。
    • Google ツールバーの現在地情報(有効になっている場合)。
    • 最近検索した場所。

ヴェニスアップデート対策

対策を行う場合、自分のビジネスがローカルビジネスなのか全国展開するビジネスなのかを判断すること。

ローカルビジネスの場合は、ローカルSEO対策を行うべき

  • タイトルタグやメタ情報に地域名を追加
  • 地域名をサイト内にできるだけ入れる
  • 地域に関する情報を書いたページを入れる
  • Googleマイビジネスに登録

東京池袋でカレー屋さんを開くなら、「池袋牛すじトロトロカレー」と命名すれば、池袋のローカルビジネスだとひと目で分かりますね。そしてメタ情報やサイト内のページに池袋と書かれていれば、ローカルSEOとしては成功する可能性は高い。後は、どの地域を選ぶか?市区町村のどこを狙うか?東京だと市区町村レベルでしょうし、地方だと市区町村か都道府県全体を選ぶかビジネス規模などにあわせて選択。

全国展開ビジネスの場合は、地域名を入れない

では、特定の地域ではなく、全国展開している場合はどうすればいいのでしょうか?ローカルSEOの逆に地域名を外すこと。

池袋と入れてしまうと、東京で検索するユーザーに対しての検索順位は上昇しても、他地域で検索すると順位が低くなることが出てきます。これを避けるためには、地名をサイトタイトルやメタ情報に入れないことが最善。

全国から検索ユーザーを集めたい方は、ご注意ください。

●参考サイト

スマフォの普及が、ヴェニスアップデートを行うきっかけになったのでしょうね。また、英語圏ではピジョンアップデートを実施済み。

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