サイト内外のリンクバランスを最適化するために妥当な数は?

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上位表示されているウェブサイトは、サイト内リンクとサイト外リンクのバランスが良い。このリンクバランスも検索エンジンからの評価に影響しますのでサイト内・サイト外リンクバランスを適正にすることもSEO対策の一つ。

サイト内リンクが過剰だとSEOで逆効果

これは、自分のサイト内でページ同士をリンクさせること。

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●金価格情報サイト:赤枠は自分のサイト以外へのリンク。青枠は金価格情報サイト内のページにリンク。

リンクの数が過剰、またはサイト内外のリンクバランスが悪いとSEOに悪影響を与えます。

以前にGoogleのガイドラインで、「1ページあたりのリンク設置するは100以下に抑える」という文章があり、「100以下」がリンク設置基準の一つ。

Matt Cutts氏の回答。

かつては、巡回するグーグルロボットのテクニカル的要因でリンクを100以下に抑えるというガイドラインがありました。しかし、現在は「リンク数を妥当な数に抑える」という方針。

NABERや2ちゃんねるまとめサイトなど「まとめい系サイト」は、膨大な量の内外リンクを抱えたページを作成し、検索上位表示を実現しています。このことからも100以下は必須ではないということがわかります。

でも、妥当なリンク数という表現だと曖昧でよくわかりません。

最適な内外リンクバランスとは

被リンクの効果は以前に比べると落ちているとはいえ、今でもそれなりの効果はあります。

結論:サイトにより理想的なリンクの数とリンクバランスは変わってくる。すなわちサイトの質により変化。

例えば質があまり良くないサイトに、良質な外部リンクが多くついていると過剰なSEO対策をしているとグーグルが判断し評価を落としてしまうことも。その為、サイトにより理想的なリンク数というのは変化しますし、 内部対策を行ってサイトの質が向上すれば、おのずと理想的なリンク数も変化するとお考え下さい。

現在は、リンクに対する評価が低くなりましたので必要のないリンクは減らす方が得策です。かつては、サイト内リンクも多い方が有利と考えられ「タグ」を活用することでサイト内リンクを増やす方法が奨励されていました。

タグクラウドという仕組みで、重要キーワードをサイトトップに表示するとユーザビリティ・SEOの双方で有利との考えからWebマーケティングのノウハウで推奨されていた時期も。

●トップページにタグクラウドを設置するとこんなイメージ。

タグクラウドでリンクを増やす

サイト外リンクはページランクのパワーを分散

外部への発リンクは、ページランクのパワーをそのリンクの数によって分割されます。100個のサイト外リンクがあるとページランクは100に分割されてリンク一つに与えられるリンクパワーは1/100に。

また、グーグルのポリシーとして、「ブリッジサイト」と呼ぶ他サイトへの中継点となっているだけのサイトを嫌います。サイトやページの中身が薄くてアフィリエイトバナーだけが大量に貼ってあるサイトがブリッジサイトにあたります。質のよくないサイトに良質なリンク数が大量にあるとSEOのし過ぎでスパムのように見えてしまう事もあり危険。

弊社センターサークルは、SEO診断・対策を行う専用ソフトを利用して、最適なリンクバランスを最新のアルゴリズムに従ってチェックしています。

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