サイトの読み込み速度が遅くなる理由:アナリティクスで読み込み時間を確認できます!

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ウェブサイトを表示するまでの時間(=読み込み速度)が、遅いとユーザーがページを見る前に帰ってしまいます。これではせっかくお客様を呼び込んでも成果に結びつきません。

また、サイトの読込速度はSEO効果に影響がありますのでユーザビリティやWebマーケティングの観点からも重要です。

サイトの読込速度は、新しくサイトに来たときおよびページ遷移の両方大事。通常は1~5秒程度で表示されますが、遅いサーバーだと5秒以上かかることもあります。

グーグルアナリティクスによるサイトの読込速度確認

ありがたいことにグーグルの無料アクセス解析ツール「グーグルアナリティクス」でサイト速度やページ速度の解析可能

レポート⇒行動⇒サイトの速度⇒サマリーやページ速度そして改善提案を貰えます。

●下記例だと平均読み込みに11秒かかっています。

平均読み込み時間は11秒

●アナリティクスの速度の提案を見てみましょう。

平均読み込み時間の長いページ

特定のページの読み込みに時間がかかっていることがわかります。下記のように修正の提案をしてくれる。ブラウザのキャッシュ活用やjavaスクリプトの改善を提案していただきました。

ブラウザのキャッシュを活用する:静的リソースの HTTP ヘッダー内で、有効期日や最大経過時間を設定すると、ブラウザがネットワークからではなくローカル ディスクから以前にダウンロードしたリソースを読み込むようになります。

スピードが遅くなる原因

読み込み速度が遅くなる原因はいくつか考えられます。

  1. サーバーの性能が低い:そもそもサーバーの回線が遅い・細いなどで十分な性能に達していない場合
  2. サイトアクセスの増加:同時にサイトアクセス数が増えると表示に時間がかかります。ときにはサーバーダウンに繋がることも。
  3. レンタルサーバーで他サイトのアクセス増加:自分のサイトにアクセスがなくても同じサーバー内にある他のサイトの影響を受けます。
  4. 動画や画像・プログラムが多い:単純な文字であるテキストに比べて動画や画像そしてプログラムは表示に時間がかかります。
  5. ワードプレスなどCMSを利用:ワードプレスは、動的にページを読み出しているため表示速度は若干遅くなります。

これらの原因を取り除けばサイトの表示速度が向上し、SEO順位もあがってくるかもしれません。

●下記のサーバーイラストは、15kと軽いのですが、スマートフォンのデフォルト設定で撮影した写真は、解像度が高く美しい分だけ容量が大きくなり表示に時間がかかります。

サーバーのイラスト

表示速度とSEOの関係

グーグルは、インターネット上のサイトを巡回してチェックしています。そのため、表示スピードが早くページ数が多くて質の良いサイトの方が効率よくチェックできますよね。グーグルロボットは速いサイトだと巡回速度が上がり、更新したページを素早くインデックスしてくれます。

また、ポリシーとしてユーザビリティの向上をあげており、表示速度が大きく影響していることを研究しています。ダイヤルアップ回線時代・ISDNからADSLそして光回線へと速度が早くなるにつれて、インターネットが発達したのはユーザビリティの向上ゆえ。

検索エンジンの評価は、表示させるサイトの質で決まります。速度が早ければ顧客の情報取得も早まりアドセンスやアドワーズといったグーグルの広告売上も上昇。

オフィシャルで2010年4月9日に、サイト速度が検索エンジンのランキング(英語)に影響していることを公表済み。ただし、数あるアルゴリズムの一つであり、速度とキーワードとの関連性のどちらを優先するかはもちろん「関連性」の方。SEO診断の一つとして重要な要素ではあるものの、検索エンジン対策よりもユーザビリティ・来訪者の購買意欲に強く影響すると考えてください。

クリックしても反応のないウェブサイトからはお客様が逃げてしまいます。Webマーケティングに力を入れるには、サイト読み込み速度の向上から始めましょう!

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