初心者向きのレンタルサーバー会社はどこ?
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ウェブサイトを作るときは、レンタルサーバーを借ります。会社設立時にオフィスを借りるイメージ。
ここでは、初心者向けのレンタルサーバー選びをメインテーマに進めていきます。ネットワークやサーバーの知識・ウェブサイトに求める要素でおすすめサーバーは違いますので参考にしてください。
SEO対策上もサーバーの読み込みスピードは重要。
レンタルサーバーの選び方
専門知識や資金力が豊富な方は、専用サーバーを借りてしっかりと運用できると思います。そして初心者の方は、サーバーって何が違うのか。見るべきポイントもわからない状態。
ポイントは、「用途」「サーバーのタイプ」「価格」「機能」「ネットワーク回線」「使いやすさ」など。
サーバータイプと用途
これから作成するウェブサイトの用途はなんでしょうか?個人の趣味ブログなのか通販サイトなのか、毎月掛けられるコストはどれくらいか。画像重視なのかで少し違ってきます。
- 共用サーバー :1台のサーバーを複数の契約者で共用するタイプ
- VPS(仮想専用サーバー) :1台のサーバーで仮想サーバーを複数動かす共用と専用の中間的存在。
- 専用サーバー :1台のサーバーを全て利用するタイプ
大きく分けると上記の3タイプに大別。価格・性能・自由度・専門知識の必要性は、共用~VPS~専用サーバーの順に高くなります。
専用サーバーは、一台のサーバーをまるごと利用できますので高い自由度と性能を持っています。ただし、自由度が高い分だけ利用側にサーバー知識がないと猫に小判、宝の持ち腐れ。Webマーケティングに成功して売上が上がれば、高性能・高価格なサーバに移すことを考えましょう。もし、あなたのWebサービスが社員数名で始める規模であれば共用のレンタルサーバーでも十分なことがほとんど。
それなりの規模を持つサイトでない限り、ほとんどは共用のレンタルサーバーで運営されています
●例:レンタルサーバーの主な性能
ロリポップのチカッパプラン性能表
レンタルサーバーの基本的な要素は以下のような事項。契約後に「しまった!ということがないようにしましょう。
ワードプレスやムーバブルタイプなどCMSを利用する場合は、利用できるプランかどうか。ショッピングカートや外部プログラムを利用する場合に利用できるかどうかはレンタルサーバー会社のウェブサイトを確認して不安があればサポートに質問をして確認すること。
- CMSの利用は可能か
- ディスク容量
- 転送量
- ドメインの設定可能数
- メールアカウントの設定可能数
- サーバー稼働率
- コントロールパネルの使いやすさ
- バックアップ体制
- SSLの有無
- サポート体制
参考:レンタルサーバーの機能解説&用語集、不明な言葉は調べて理解しておくこと。
レンタルサーバーの価格
サーバーを借りる価格は、非常に安くなりました。実際の店舗を構えるときに必要な家賃と比較すると雲泥の差。
●さくらサーバーの価格例(2014年10月15日):この他にも様々なプランが存在。
スタンダード | ビジネス | |
---|---|---|
容量 | 100GB | 300GB |
月額 | 515円 | 2,571円 |
個人サイトであれば、スタンダダードでも十分。商用サイトで画像が多いようであれば一つ上のプレミアムプラン以上がおすすめ
ディスク容量とネットワーク回線
レンタルサーバー会社のウェブサイトを見ると容量に注目が集まります。ただし、100GBや200GBをフル活用するのはかなりの大規模サイト。
なぜならば、画像を掲載する際は、容量を小さくしないとネットワーク回線の問題で、高速表示できないから。インターネット上の画像は印刷用の画像などと違い、解像度が低いのです。そのため、画像や動画を収集する目的のサイトでない限り、ディスク容量に拘りすぎる必要はありません。
ディスク容量よりも重要なことが「ネットワーク回線」の問題
もし、あなたのサイトの同時アクセスが多い(Google Analyticsのリアルタイムアクセスが100を超える)サイトを運用する場合は、回線について確認しましょう。月間PV10万レベルであれば強く意識しなくても快適に動きます。
共用のレンタルサーバーでは、高速回線などという表現が多く、具体的な回線速度が示されていないことが多い。専用サーバーになると、 「100Mbpsベストエフォート(共有セグメント100Mbps)」などの表現が出てきます。
ネットワーク回線の強さを測るキーワードに、「転送量」と「回線速度」があります。サーバーが海外にあるなどで「サーバーの応答」が遅いケースも。
ネットワーク回線を重視する理由は、同時アクセスが多い場合にWebサイトが見れなくなるというケースが多々あるからです。 テレビに取り上げられたなど瞬間的なアクセス数の急増によりエラーになるケース。
自動バックアップサービスの利用
ウェブサイトに不慣れなお客様は、表示を崩したり大事なプログラムやテキストを消去や削除など様々なトラブルを起こすケースがあります。また、希にサーバー会社が問題を起こすケースもゼロではありません。
そのような場合は、バックアップからリカバリするしかありません。失敗やトラブルの折にバックアップを取っておらず、復旧までに時間がかかる・復旧できなくなるとビジネスに大ダメージを与えてしまいます。
バックアップサービスは、オプション機能として付いていることが多くサーバー会社やプランによって様々なので、チェックしてみてください。
初心者も安心して利用できるレンタルサーバー会社
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さくらのレンタルサーバー
業界最大クラスのバックボーン「大容量・高速回線」を持つレンタルサーバー。レンタルからVPS・専用サーバーまで豊富な品ぞろえを持つ会社。
エックスサーバー
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