グーグルのページランクは今後、更新終了の可能性が高い

<スポンサーリンク>

ウェブページの重要度を示す指標の一つだったGoogleの「PageRank(ページランク)」の更新が終了する可能性が高いとのニュース。

グーグルはウェブページの重要度を計算する方法としてページランクを用いている。

ブラウザのツールバーに表示されるページランクは、そのページの人気度がわかるようにしたものだ。これは、グーグルの検索エンジンで常時計算している PageRankの値を表示したもので0~10で表示される。

●ランク2のページ

2と表示


ページランクは被リンクを元にした数値

基本的にリンク分析を元にした個々のウェブページの重要度を表しているため被リンク全盛期は、非常に注目度の高い指標として扱われていた。

グーグルが行ったパンダやペンギンといったアップデートによる検索アルゴリズム変更で、コンテンツ品質やテキスト文章の妥当性が重要視されるようになり、その価値は落ちつつあったのはWebマーケター周知の事実。

かつては、1ヶ月程度で更新されていたが、直近で一番最後にツールバーのページランクが更新されたのは2013年12月。

グーグルは更新終了と回答

グーグルのJohn Mueller氏はeツールバーのPageRankは1年以上更新していないが、今後もおそらく更新は行わないと回答した。

同じくウェブスパム対策チームのMatt Cutts氏は「ツールバーの利用者減少」を理由に挙げて更新しない方向性を示している。

実際、一般のインターネットユーザーでページランクを気にしている人はほとんどいない。利用しているのはWebを仕事にしている人だけ。

SEO対策業者や中古ドメイン販売・被リンク業者は、ウェブサイトの価値を示す基準としてページランクを好んで使っていた。なぜならば、サイトのPVや売上は更新が止まった休火山状態だと価値判断しにくいから。PR4や5のサイトには高値がついていました。

取得時期の古いオールドドメインとページランクは、価格を付ける時の重要な指標だったのです。

しかし、現在の検索アルゴリズムは2000年12月11日にツールバーのページランクがリリースされた時により、複雑化して外部対策より内部対策つまりコンテンツの質が重要になっている。

●更新終了の参考に

WebマーケティングやSEO診断を行う会社としては、無くなると寂しい気がします。やはり、ランクが向上していくと嬉しいものですしね。ただ、ランクとPVなどユーザーが訪問してくれる指標との整合性が合っていないと感じていたのは確かです。

<スポンサーリンク>

このページの先頭へ