サイト製作のワークフロー:主な手順を4つに分類

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Web制作はどのような手順で行うのでしょうか?そのワークフローをプロデューサー・ディレクターの立場から見ていきましょう。できるだけ普通の方にも分かりやすいように記載します。どうしても専門用語が出てくる点はご勘弁ください。

Web制作のワークフロー

web制作のワークフロー

  • 企画:プロジェクトの方向性、サイト目的やゴールを設定する
  • 設計:Webサイト制作の必要要件を定義する。制作スタッフのマネジメントを行う。
  • 制作:サイト設計書や仕様書をもとにデザイン・HTMLコーディングを行う
  • 運用:サイトリリース後、効果検証やプロモーションを行い、サイト改善を行う。

実際にWebサイト制作を行う上での主な手順。

  1. 顧客からのお問合せや新規営業
  2. 顧客へのヒアリング
  3. 競合調査などマーケティング
  4. サイトコンセプトの作成
  5. コンテンツ企画
  6. サイト設計
  7. 情報設計
  8. システム仕様作成
  9. 見積もり作成
  10. プレゼンテーション
  11. 受注完了
  12. 詳細仕様書作成
  13. 制作メンバーのアサイン
  14. 必要な画像・文書の手牌
  15. 品質管理
  16. 校正・検証
  17. サイト納品
  18. Webサイトのオープン・運用

1.企画フェーズ

ウェブサイトの目的・ゴールを設定し、達成のために必要な道筋を固める。

クライアント・制作スタッフが最終成果物として出来上がるWeb完成時に齟齬がないように目的を明確する。

ウェブマーケティングの知識・ノウハウが無いクライアントの場合、Webプロデューサー・ディレクター側で目標やゴールを提案することも多い。クライアント側は単純なPV増加や検索順位向上だけでなく、最終的な売上増加までを求める傾向がある。

受注範囲を明確化しておくことも重要。サイト作成するだけでPV増加や検索順位に繋がるとは限らないことを理解してもらうこと。

  • 顧客へのヒアリング
  • 競合サイトの調査
  • 既存サイトのアクセス解析調査
  • 顧客のブランド戦略やCI(コーポレートアイデンティティ)の確認
  • サイト運営後のマーケティング戦略作成
  • SEO診断および集客キーワードの調査

2.設計フェーズ

企画フェーズでの決定事項を元に、Webサイト制作に必要な事項を洗い出す。サイトの内容やコンテンツを決定。

  • サイトコンセプトの決定
  • サイト構造の設計図となるサイトマップ作成
  • コンテンツの仕様をワイヤーフレーム化
  • 制作スタッフを組織する
  • 予算策定
  • 制作から納品までのスケジュール制定
  • 情報設計(ユーザビリティ)
  • 必要素材の取得方法を決定

実際の制作時に意見対立が起きないように、しっかりと定義しておく。ただし、ほとんどのケースで情報不足・スケジュールの問題から完璧な設計はできないと心得るべし。

文字だけでなくイメージで共有しておくことも制作後のクレームを避けるために必要。

3.制作フェーズ

サイトマップや制作仕様書を元にビジュアルデザイン作成・HTMLコーティングを行う。実作業部分。

  • デザイン設計
  • コンテンツ制作(写真画像やライティング)
  • サーバーの準備やプログラム
  • ユーザーテストおよび複数の環境でチェック
  • 本番公開及び動作検証

4.運用フェーズ

Webサイトは作成して終わりではありません。手間とお金をかけて育成していくことで顧客満足度は高まります。運用体制を確立して、高価検証とユーザーを集めるプロモーションを行うことになります。

  • Webサイトの運用
  • システム管理・保守
  • SEOによるサイト改善
  • SEM(検索エンジンマーケティングだがアドワーズなどリスティング広告を指すことも多い)
  • 広報やプレスリリース
  • アクセス解析
  • 広告などのプロモーション活動
  • SNS・メルマガなどで顧客と接点作成

Webは作るだけでは存在していないのも同様。人に知ってもらいはじめて価値を持ちます。ヤフージャパンやグーグルなどの検索エンジン上位表示。バナー広告やリスティング広告などのWebマーケティングを活用して広く人を集めましょう。

集客できれば出来る程、改善のためのデータも集まります。

参考サイト

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