キーワードタイプを理解して施策を行うと売上は大きく向上する
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ウェブサイトが対象とするキーワードを選ぶ場合、何を基準にすればいいのでしょうか?もっとも分かりやすい基準は検索回数の多い言葉です。
アクセスやトラフィックを増やすことを目的にしたサイトだったらそれでもOK。しかし、売上を上げることを考える場合は、他の要素も重要になってきます。
ターゲットキーワードを選ぶ基準
- 検索回数:ユーザーが検索する回数
- 競合性:ライバル企業やサイトが多いか少ないか
- キーワードタイプ:ユーザーの目的
検索回数や競合性も大切ですが、ユーザーは検索する時に目的を持っています。売上向上のためには、キーワードタイプを重視してSEOを行う言葉を決めてください。ユーザーの検索数を調べる方法
売上向上を目指すなら目的別キーワードタイプ
- 情報系曖昧キーワード
- ビッグワード、1ワードです。検索ユーザーが何を目的として検索しているか幅が広くてアクセス数の割に成果に結びつきません。
- 購入意欲の高いアクション系キーワード
- 複合ワードや長いワード。ユーザーが購買など具体的な行動を目的としているときに検索するワード。売上向上を目指してSEOを行うときはこれ!
- 固有名詞キーワード
- 特定の商品や会社・サービスを探しているときのキーワード。東芝やアディダスなど企業名やiPhoneなどの商品名。
グーグルの検索エンジンは、進化しており、上記キーワードタイプにより検索結果も変化します。
購入意欲の高いアクション系キーワードで検索すると、実際に商品を購入できるサイトが上位に表示されます。
情報系キーワードの場合は、多様なサイトを表示。
固有名詞キーワードは、該当するサイトを一番に表示した後に、様々なサイトを表示します。
では、皆の大好きなカレーライスで検索してみましょう。
「カレーライス」は、情報系のビッグワードです。そのためウィキペディアが一位に出てきました。
「カレーライス 通販」の検索結果です。
ちゃんと、通販で購入できるお店。アジャンタの通販ショップが一位です。あなたがカレーショップのオーナーであったなら、「カレーライス」と「カレーライス 通販」のどちらのキーワードでSEO対策を行いますか!
アクション系キーワードの例
一例を少し上げておきます。基本的に商品やサービス+言葉。
「●●+購入系」、同様に「販売」「通信販売「購入」
「●●+地名」。例えば「カレーライス 東銀座」など、カレーを東銀座で食べたいというニーズをストレートに検索した結果。
「●●+問い合わせ」、資料請求や見積もり、相談などを行いたいユーザーが検索する言葉。
あなたのウェブサイトが何を目的にしているのかにより、相性の良いキーワードは異なります。できるだけ実際の行動に直結するキーワードでSEO対策を行いましょう。
もし、検索数が多い割に成果が上がらない場合は、キーワード選択を間違えている可能性が強い。SEO診断を行い、アクセス解析で流入キーワードを調べて改善を試みてはいかがでしょうか。