有料ディレクトリ登録は、効果がなくなり滅びの道を歩んでいる

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数年前まで、SEOで最も効果を得られる施策は被リンクの数と質でした。

ウェブサイトを作ったあとに、有料のディレクトリサービスへの登録は王道。有料のディレクトリサービスは「Yahoo!ビジネスエクスプレス」や「クロスレコメンド」、「Jエントリー」など。アクセス数の多いポータルサイトがリンク集を作成してあなたのウェブサイトを有料で登録しますというビジネスモデル。

Yahooジャパンなど大手のサイトから被リンクを得られるため、アクセス数の増加と被リンク増加によるSEO効果は大きいと言われていました。実際のところwebマーケティングで有料ディレクトリ登録は必須でした。

SEOの変化で有料ディレクトリ登録はダメージ

ところが、近年は、グーグルの検索順位を決めるアルゴリズムは大きく変化しており「被リンクによるSEO効果」が弱まっています。逆にマイナス効果が出ることも!

有料ディレクトリは暴落中

SEO変化の歴史は、被リンクなど外部対策から内部対策へ

私も、企業でウェブサイトを運営していた頃は、大手の有料ディレクトリサービスを利用し、自社サイトの運営においても2012年から2013年にかけて登録をおこないました。金額は3万円~15万円位が相場(サイトの種類で価格は異なる)

  • e-まちタウンビジネスリスティング
  • クロスレコメンド
  • Jエントリー
  • Yahoo!ビジネスエクスプレス

しかし、登録した自社サイトの順位向上やアクセス数増加はほとんど感じられず。

有料ディレクトリ登録の廃止は効果が弱まったからか

LINEの関連会社「LINE Business Partners 株式会社」が運営しているJエントリー(Jディレクトリー)は、2014年7月31日を持ってサービスを終了。

廃止の理由は明確にしていませんが、SEO効果が弱くなったからでしょう。

グーグルの方向性として、機械的なリンクや被リンクの売買を好んでいません。有料ディレクトリ登録で生じるお金は、審査料であってリンクの売買ではないというのが建前。

しかし、建前が通用しなくなっており、今後の流れとして、「被リンクはアクセスがあってこそ意味がある」ということになります。いくら大手ポータルサイトでもリンク集の中がアクセスされることは、2014年現在、ほとんどありません。

有料ディレクトリ登録はどうすればいいのか?

では、今、サイトを作った人はどうすればいいのでしょうか?

サイトを作ったあとに考える

まず、被リンクをお金で買う形は、絶対に止めておきましょう。これはペナルティで順位がダウンする可能性もあります。SEO診断では、過去の被リンクでペナルティを受けて順位が下がっているケースも。

ディレクトリ登録型の場合は、いくつかのサイトをまとめて登録する形になりますが、有名サイトでない場合もやめておきましょう。

早めにサイトの認知度を上げたくて予算に余裕がある場合、「ヤフービジネスエクスプレス」「クロスレコメンド」への登録を行うのもありですが強くおすすめできません。他の有料型はおすすめしません。

予算が少ない場合や他の施策を充実させて、登録は行わないという形でも問題はないと思います。

業界ナンバーワンのヤフーでもディレクトリ登録をして、大きくアクセス数が伸びることはありません。それより良質なコンテンツを増やしてユーザーの滞在時間や閲覧数を増やしてツイッターやメール・口頭などであなたのサイトを広めてもらう方がこれからの対策として良い方法。

参考となるウェブサイトや記事

グーグルの公式記事を読むとかなりの怒りを感じます。お金で検索順位を左右すること。被リンクを売買することに対する拒否感・嫌悪感が強いことは彼らの方針。

ペンギンアップデートと呼ぶ「過剰な外部対策=被リンク増加」を行ったサイトへのペナルティアルゴリズムが行われたのは2012年4月24日。以降も改良が加えられています。被リンク対策の記事は、以降、効果そして内容がガラッと変わることにご注意ください。

かつては効果のあったwebマーケティングの施策は効果がなくなっている可能性があります。SEOで重要なことは短期的に効果があっても長期的に逆効果な施策は行わないこと。あくまでもユーザー目線でビジネスを行うこと。

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